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競馬サイトの黎明期

 今から10年前はちょうど一般家庭にもインターネットが普及し始めた時期で、自分を含めてみんながインターネットという不可解なものに対して手探りの状態であったように思います。でもそれは人々を魅了するには十分で、自分に関して言えば、インターネットが開通してわずか1ヶ月で自分のサイトを立ち上げてしまったのです。それが「メジロ通信」の母体となった「RHJ」というサイトでした。

 そもそもその当時は競馬の情報といえば、専門紙と日刊紙、それと競馬ブックなどの週刊誌などで一方通行の与えられる情報でしかなかったと思います。ただ、先進的にパソコン通信のニフティなどのフォーラムなどがあったと思いますが,ライトユーザーにとってはかなり敷居の高いものだったと思います。そんな状況ですから,日陰的な趣味と言わざるを得ない競馬ファンにとって競馬という共通の話題で盛り上がるというようなことはなかなか少なかったのかもしれません。

 しかし、インターネットの普及によって待ってましたとばかりに多くの個人による競馬のサイトが作られました。個人サイト全体の中で競馬サイトの比率は決して高くはありませんでしたが、そのわずかなサイトの中で多種多様なサイトが出現しました。現在からすると大した内容でないサイトであっても、当時としては刺激的で、そこを訪れた人たちも自分もこんなサイトを作りたいと半ば連鎖的にサイトが増えていったように思っています。

 競馬について同じ気持ちを共有できる。このようなことは友人と競馬場に行かない限りなかったでしょうし、友人が同じ思いであるという保証もありません。

 ですから競馬サイトが生まれたという意義は大きく、それにより競馬の本当の楽しみを知ることができた。そう言っても言い過ぎではないと思うことがあります。

 競馬サイトの黎明期であるこの時期は面白く楽しいサイトが数多くありました。掲示板を通して多くの人と会話をし、レースの結果にみんなで一喜一憂していたものです。自分だけじゃない、そう感じることができたのもこういったサイトのお陰だと思っています。

 ちょうどこの時期には多くの素晴らしい競馬サイトが誕生しました。自分が知る限りではうま中心主義、けやきガーデン、大阪優駿やダービースクエアなどの総合サイト。メジロ通信がお世話になった多くの常連さんのサイト。

 しかし、今現在もその頃にできたサイトが続いていることは少なく、非常にさびしく思っています。

 なぜ消えていってしまったのか、、それにはいろいろと理由や都合があったと思います。自分が先にあげたようなことは今のブログやSNSでもできますが、そういったものにはは満たせない何かがその頃にはあったように思えます。

 今こうして続けられていられるのも、その頃のメジロ通信を支えてくれたみなさまと、今も応援してくださっているみなさまのお陰だと思っています。

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