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レースで格付けをする時代が

みなさんご存知のように3月末にJRAから重賞競走の表記変更の発表がありました。

これは日本がパートI国に昇格したことによるもので、日本の重賞競走が国際表記である「G」という表記を使うということが誤解を招くことになるため、国際格付けにあてはまらない競走については「G」という表記を使わずに「Jpn」という表記を使うというものです。

2007年の競走からということで1月からこれが適用されるわけです。でも「ジーワン」と呼べなくなるということではなく、あくまでも国際せり名簿などに載せる際の表記が変わるだけで呼び方もそのままJpn1でも「ジーワン」なのです。

詳しくは公式の「パートI国昇格に伴う平地重賞競走の格付け表記について」を見ていただければよいのですが、昨年から新設されたヴィクトリアマイルは国際競走でありながらG1ではなくJpn1です。

これはリンク先にある(3)新設後に3年の実績があるという項目を満たしていないからであり、そのほかの重賞のほとんどが(1)の外国調教馬が出走できるレースでないことから対象外となるわけです。しかし、一番注目すべきは(2)のレーティングの基準だと思います。

今回の格付け変更にともない国際競走でありながら「G」ではなく、「Jpn」になってしまったのは、アメリカJCC、目黒記念、アルゼンチン共和国杯、ステイヤーズS、阪神C、ダイヤモンドS、新潟大賞典、福島記念、オーシャンS、アイビスサマーダッシュなどがあります。これは新設3年を除けばほとんどが(2)のレーティング基準をみたせなかったため格付けされなかった重賞です。なんか長距離レースが多いですね^^;

レーティングの基準というのは過去3年間のレースレーティングの平均がGIで115、GIIで110、GIIIで105を満たさなければ格付けされないことになります。上の中でアルゼンチン共和国杯は3年の平均で104くらいですから、実質国際格付けのGIIIの基準にも及ばないことになります。レーティングが低くなってしまった理由については、単純に「強い馬が出ていない」ということだと思います。レースレーティングはレースの上位4頭のレーティングの平均で出しているため、レーティングの高い馬が出走して、なおかつ上位に入ればレースレーティングが高くなるわけです。強い馬が集まるG1ならともかく、分散傾向が強くなった下級重賞では強い馬が集まらなくなったわけです。最近は前哨戦も使わずに「直行」とかも多いですからね^^;

話は戻りますが、今後は上に上げたレース以外にも国際格付けから外れるレースが出てくると思われます。ジーワンも例外ではなく、来年には外れてしまうのがいくつか出てくるでしょう。それならば思い切って重賞の格付けを変えてしまうべきなのかなと思っています。

既に委員会によって格付けを決めているダートの統一重賞のようにレースの内容で格付けする時代に来たのではないでしょうか。そもそもレースを盛り上げるのは格付けではなく、それに出走する馬であるはずですし、箱物である重賞という名前だけでお客を呼んで、中身はスカスカだったというのは・・・パートI国としても変えるべき時期にきているのかなと。

となると長距離の重賞レースが一気に減ってしまいそうです。これは生産がスピード優先に傾倒してきていて長距離に強い馬が少なくなったツケですから仕方がないことです。重賞が外れてしまったら、ますますステイヤーが減るのではという懸念は確かにあります。こっからはJRAの施策の部分ですが、同じくらい短距離のレースを減らせばいい、そんなふうに思ったりもします^^;そもそも長距離の重賞競走数に対して長距離の条件戦数が少なすぎる!そこから直さないと長距離のレーティングは上がらないでしょうね。少なくとも1200のレース並にはしてほしいな。

ということで、メジロ通信での重賞表記の変更についてはボチボチやっていくつもりですw気長にお待ちください・・・。

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